2017年06月12日

なんでもない数分間

気温は低めだが、よく晴れていて日差しが暖かい。公園のベンチに座り、疲れ気味の目を閉じて、しばし音だけを聞いてみた。

鳥は鳴いていない。樹々の「サワサワ」という音は、風に合わせて大きくなったり小さくなったりしている。少し離れた交通量の多い道路からは「ゴォ〜」という音がほぼ一定に響いている。遠くに消防車のサイレン。サイレンの違いを意識的に把握しているわけではないが、救急車でもパトカーでもなく消防車だということはわかる。

数分経って、目を開ける。

この瞬間の景色の見え方がわりと好きだ。目を閉じている間に、本当は景色なんてないんじゃないという気になるが、やはりある。開けたばかりの目では、光の調整が狂って新鮮な見え方になることもある。今日はよく晴れていて、瞼にもよく光が当たっていたせいか、本来は眩しいぐらいの青空が暗めに調整され、80年代の商業写真のような、色の濃い感じが10秒ほど続いた。

さあ、立ち上がろう。そして行こう。ヤマダ電機へ。
posted by オオタ at 21:18 | 雑文 | 更新情報をチェックする